9-10 February 2023
Asia/Tokyo timezone

[趣旨]

近年、理研RIBFなどでの不安定核実験が進展し、宇宙の元素合成においても重要な中性子過剰核の性質が測定が進んでいる。これまでは、主として、未知の中性子過剰核のベータ崩壊半減期や質量の測定が進められてきた。最近では、東大CNSや理研の共同研究によりSn付近の中性子過剰核に関して初めて実験的に中性子捕獲断面積を決定する研究も進んでいる。今後もより中性子過剰核に実験の範囲を広げることが検討しており、中性子過剰核での核反応の核物理的な理解が深まるとともに、rプロセスなど宇宙の元素合成の理解にも繋がることが期待できる。

本研究会では、中性子過剰核の中性子捕獲に関連する核物理と共に、宇宙での重要な応用である中性子捕獲による元素合成をテーマとする。最新の実験や関連する理論について現状を概括し、今後の方向性を議論する。原子核物理だけでなく、特に、関連する幅広い宇宙での話題も含み、今後の学際的な共同研究の可能性も模索する。

関連テーマ:

  • 中性子捕獲、原子核反応
  • 中性子過剰核の物理
  • 原子核データ
  • 元素合成・銀河の化学進化
  • 爆発的天体現象(超新星、中性子星合体)
  • コンパクト天体

[日程・場所]

 

  • 締切
    • 一般講演:2023月1月15日(日)→「Call for Abstracts」より
    • 参加登録:2023年2月6日(月)→ 「Registration」より

[招待講演とテーマ]

  • 今井 伸明*(東京大学CNS):「代理反応法を用いた不安定核中性子捕獲反応の研究」
  • 岩本 信之(JAEA):「中性子捕獲断面積と核データ」
  • 片渕 竜也(東京工業大学):「中性子ビームを用いた中性子捕獲断面積の測定」
  • 斎藤 照之(新潟大学):「連続状態乱雑位相近似による直接中性子捕獲の方法」
  • 清水 則孝(筑波大学):「原子核殻模型計算による統計的性質」
  • 鈴木 大介(理化学研究所):「RIビームファクトリーにおける超新星爆発下の核反応研究」
  • 垂水 勇太(東京大学):(仮)「銀河の化学進化」
  • 辻本 拓司(国立天文台):「太陽近傍データで迫るr過程元素の起源と進化」
  • 西村 俊二(理化学研究所):「中性子捕獲反応と元素合成:鍵を握る原子核データの収集と研究戦略」
  • 西村 信哉*(理化学研究所):「中性子捕獲が鍵となる宇宙の元素進化」
  • 平山 賀一(KEK):「KISSでの核分光実験と元素合成」
  • 湊 太志(JAEA):「様々な拘束条件下での中性子過剰核の捕獲断面積の不定性」
  • 仏坂 健太(東京大学・RESCEU):(仮)「連星中性子星合体」

* 世話人による基調講演

 

[世話人]

  • 今井 伸明(東京大学)
  • 西村 信哉(理化学研究所)

[支援]

本会は、以下の団体や研究助成から支援を受けています。

  • 東京大学理学系研究科
  • 科研費・基盤研究(B)「新しい中性子捕獲反応決定法で切り拓く元素合成過程の研究」(代表:今井 伸明)
  • 科研費・基盤研究(B)「重力波・キロノヴァ観測から迫るrプロセス元素合成メカニズムの統一的理解」(代表:西村 信哉)
  • 理化学研究所・奨励課題「A new framework for comprehensive sensitivity studies of nuclear-physics inputs on r-process nucleosynthesis」(代表:西村 信哉)
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